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2019-11

JAF


今年の冬は例年に比べると雪が大分少なかったですね。
雪が少ない事に喜ぶ会社もあれば悲しむ会社もあるようです。
ドライバーの強い味方のJAFなんかは、今年の冬に限っていえば
そんなに忙しくなかったみたいです。
私は、そんなJAFの姿を見るたび思い出す出来事があるのです。
あれは、・・・そう7、8年前ぐらいのある吹雪の日の出来事でした・・・。

その頃、私はまだ学生でした。
私を含め友達8人で2泊3日のスキー・スノボ旅行に行きました。
旅行中は天候に恵まれ快適にスキーを楽しむことが出来ました。
しかし、トマムから札幌に帰る日の天候だけは最悪なものでした。

猛吹雪の中車に乗り込んだ私たちは、車2台で札幌を目指し走り始めました。
車中は殆ど吹雪で視界が0の中、助手席で地図を見ながら運転手をサポートする私、
運転に集中する運転手、前の日に夜更かしし過ぎて半寝の状態の2人を
後部座席に乗せていました。友達の車が前を走り私たちがそれについて行く。
このスタンスで札幌を目指し走っていました。
こんな状態が1時間半ぐらい続いたと思いました。
ふとフロント硝子に目をやった瞬間、
なんと!!突然前方を走っていた友人の車が姿を消したのです。

運転手は慌ててブレーキを踏み後続車がいないか確認後
その場に車を一旦停止しました。
突然のブレーキに半寝の二人も目が覚めたみたいで、
前方の車を心配していました。
とりあえず携帯電話の電波があったので
前方のドライバーに電話してみました。
どうやら彼らは、道がカーブしていることに気がつかずに
直進してしまったようでした。
車を降り吹雪の中前方の車に駆け寄りました。
車を見てみると降り積もった雪のせいで
まったく動くことが出来ない状態でした。
自力での脱出が不可能だと思った私達は
ドライバーの強い味方JAFを呼ぶことにしました。

 車に戻った私は、JAFを呼ぶことにした事態と残りの同乗者に説明しました。
こんな所に来てくれるの?とか、どのくらい待ちそうなのか?とか
色々話していると一人(友人A)、
「JAFってこんな所まで来てくれて偉いね」とか、
「忙しいなか来てもらうのだから何か御礼しないとね」と言いはじめました。
この時から、私を含めた3人は何か少し友人Aに対して
違和感を感じ始めていました。

 それから2時間がたち、JAFが私たちの元に到着したのです。
JAFの車を目の当たりして友人Aは、「車にJAFって名前入れたらまずいよね」
と言い放ちました。このときに、気がついてあげるべきでした。
JAFの従業員の方が車を降り前方の車に近づいていきました。
その従業員を見て友人Aは「JAFっていうわりに髪の毛黒いね。
バリバリの日本人みたいでしょ」と言ってすごい勢いで笑い始めたのです。
「JAFってあだ名なの?」と笑いながら繰り返す友人A。
私たち3人は顔を見合わせました。
誰か早くJAFって人じゃなくて会社名だと教えてあげて
という悲痛な思いが車内を駆け巡っていました。

 札幌に着いた私たちは、真実を知った友人Aにこの事実を
誰にも言わないでと懇願されました。
勘違いして「JAFってあだ名なの?」を連呼して笑っている友人Aを思い出すと、
可哀そうすぎて頼まれなくても誰にも言えないと思いました。
きっと、あの場にいた2人も同じ思いだったと思います。
むしろ、もっと早くに気がついてあげられなかった
自分を責めてしまいそうでした。
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平成8年5月開業
男性16名女性8名在籍
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