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2023-12

最近めっきり涼しくなってきました。
今年は7月にリラ冷えが来たり、お盆を過ぎても暑い日が続くなど少し季節がずれていた感じがします。
すわ、地球の温暖化かなどと思ったりもしますが、結局昔から言われている

「暑さ寒さも彼岸まで」

の言葉どおりになると、すこしホッとします。
色々なものや常識が激しく変化する時代ですが、昔から使われていることわざどおりのこともまだまだ起こるものですね。

ちなみに「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざ、いつ頃から使われているものなのかよくわかりません。ただネットで調べたところ「お彼岸」の行事は聖徳太子の時代に始まり、平安時代初期から朝廷で行われ、江戸時代に年中行事として定着したようです(「おぶつだんの三千堂」HPより)。ですからおそらく江戸時代頃から使われていることわざではないかと推測します。

日本版wikipediaには、
 「806年(大同元年)、日本で初めて彼岸会が行われた。
 このとき崇道天皇(早良親王)のために諸国の国分寺の僧に命じて「七日金剛般若 経を読まわしむ」と『日本後紀』に記述されている。」
との記載があります。

また、彼岸はもともと中国から伝わった際は、春分・秋分に太陽が真西に沈むことから、西方浄土を思い来世は極楽浄土に生まれ変わることを願う意味がありました。しかし、日本では転じて祖先を思い祀る行事となったようです。

普段の生活ではあまり意識しませんが、私たちの感覚の奥底には昔からの考え(この場合は仏教と日本古来の祖先崇拝)が影響を及ぼしているものなのだろうと思います。
また、江戸時代(もしかしたらもっと後代かもしれませんが)の人々とことわざにより季節感覚を共有しているのもありがたいことです。

先日無性におはぎが食べたくなりスーパーに買いに行きました。その時は特に理由がわからなかったのですが、もしかしたらお彼岸が近かったからかもしれません。


KT
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